平成23年度改正カリキュラムについて

 平成23年度新入学生から、学部教育は看護師教育のみとし、充実を図ったカリキュラム改正を実施しました(科目一覧表)。

 このカリキュラムの特徴としては、1~2年次で行なう解剖・生理・病理・薬理・微生物といった基礎系科目を充実・レベルアップし、4年次では応用生体機能反応論(必修)を取入れて臨床現場で役立つ解剖生理、臨床病理、臨床薬理等を強化しました。また、保健に関連した実践ボランティア活動を導入(保健ボランティア)・単位化しました。看護専門領域では実習の強化と共に看護を総合的に考える演習を取入れました。例えば、これまでの5段階実習を6段階実習とし、最終段階の総合看護学実習は2週間から3週間の実習に延長し、自律的な実習ができるようにしました。また専門領域実習直後に、知識と理論を統合させ看護観を深める看護探究セミナーを設ける等、たくさんの工夫をしています。この看護教育のための新カリキュラムの卒業要件は必修128単位、選択6単位、合計134単位を修得することとしています。

平成21年度カリキュラム改定(新カリキュラム)について

 看護を取り巻く環境の変化により対応できるように、また保健師助産師看護師学校養成所指定規則等の一部改定に対応するために、平成21年度入学の1年次生よりカリキュラムの改定を行いました。

 

  改定カリキュラム一覧はこちら(PDF)をご覧ください。

 

 新しいカリキュラムの考え方も基本的にはこれまでのカリキュラムと同じですが、看護を取り巻く環境の変化に伴って、より重要性が増していると考えられる教育内容の充実をはかっています。


 改正の主要な点として以下の点があります。

・看護の専門基礎分野の科目の構成が整理され、内容もさらに充実しました。

・第2段階の実習である基礎看護学実習を2年次から1年次末と早めました。

・助産学実習をはじめ、実習の一部の単位数や時間が増加しています。

・学生の負担を軽減するために、はじめて卒業要件の単位数を133単位から130単位に減らす(助産学履修者を除く)とともに、科目の学年配置の一部を見直して、4年間の学習の負担をできるだけ均等にするように計画しています。
 

カリキュラム構造図

H21年度改訂前のカリキュラムに基づいた図です

 

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カリキュラム編成の理念

 看護学は、さまざまな環境で生活している人々を理解し、個人又は集団の健康状態を環境との関係を通して把握し、健康に関する問題に対する援助の方法を追究する理論と実践の科学です。

 本学では、看護学の追究、看護実践に関する総合的な能力の養成、幅広い人間性の育成に重点をおいて編成された系統的なカリキュラムのもとで、学生のみなさんが看護学を学び、4年間の学習成果を社会に還元できるようにすることを目指しております。

 看護学を学ぶ学生のみなさんには、4年間の学習を通して、心豊かな人間性の確立、対象となる人・人間を総合的に理解できる能力、自主的・自立的に判断できる能力、国際的な活躍ができる感性と能力などを身につけることが求められています。

 学生のみなさんの、これらの能力の育成のために、本学には、図に示すように「人間科学」、「基礎看護科学」、「専門看護学」、「広域看護学」の4つの大講座の下に18の科目群を配置し、これらの科目群を有機的に連携させ、基礎的な知識・技術、および専門的な知識・技術を修得するためのカリキュラムを効率的に組み合わせて教育することにより、みなさんの学習効果が上がるように配慮してあります。

 例えば、1年次から看護学概論や臨地実習などの看護の専門科目を取り入れてある一方で、基礎学力を身につけるための人間科学講座の科目群は4年間を通して学習できるようにしてあります。

 看護学の追究は、単に4年間の学習で終了するものではありません。とくに、看護学の基盤である人・人間を理解するためには、生涯にわたる研鑽が必要とされます。

 その第一歩である1年次、2年次には、時間的にもゆとりがもてるように考慮しています。ゆとりある大学生活を通して、人や社会を理解できるようなさまざまな経験をし、看護学を学ぶことの喜びを味わい、豊かな感性などを養うことを期待しております。

カリキュラムの特徴

 カリキュラム構造図からもわかるように、大学教育の基礎である一般教養科目および看護学に必要な基礎科学としての人間科学講座の各科目群、さらに、専門教育である看護学の各科目群が1年次から4年次まで開講されています。
 従来の看護学教育で行われてきた解剖学、生理学、微生物学、免疫学などの授業科目がみあたらないと思われるかもしれませんが、生体科学、生体反応学科目群の講義がこれらに相当しているわけです。

 また、入学後の早い時期から看護学に対する興味と認識を持つように、1年次から看護学概論、生活援助論、看護疾病概論、健康論などの授業があります。また、看護職の活躍している場を知るために、初期体験実習(アーリー・エクスポージャー)として第1段階の看護学実習が1年次の前期・後半に約1週間予定されています。

 2年次からは、専門科目である看護学に関連した講義、演習、実習の割合が1年次に比べて多くなります。第2段階および第3段階の看護学実習である、基礎看護学実習(H21年度改定カリキュラムでは1年次後期・後半に行われます)、看護アセスメント学実習もそれぞれ2年次の後期・後半に約2週間病棟で行われます。
 
 さらに、授業科目一覧には、必修・選択の講義や演習を必修・選択の別を含めて学年別に示してあります。

カリキュラムの概要

4大講座16科目群
 
 本学の教育は、人間科学講座、基礎看護科学講座、専門看護学講座、広域看護学座に属する教員が担当します。
 

講座

 講座とは、本学の教育理念・教育目標に沿って構成された講義を担当する教授・准教授・講師・助教・助手などで構成される教育責任分担組織のことです。本学の場合、カリキュラムの構成上大講座制(一つの講座に教授・准教授・講師・助教・助手などが複数いる構成)をとっており、人間科学・基礎看護科学・専門看護学・広域看護学の4つです。
 

科目群

 科目群とは、それぞれの講座がどの領域の講義をどの教員が分担するのかを決めたもので、本学の場合次の16科目群があります。 (各科目群と教員の詳細はこちら
 

人間科学講座(7科目群)
生体科学 
生体反応学
健康運動学 
人間関係学 
 
環境保健学
健康情報科学 
言語学
基礎看護科学講座(2科目群)
基礎看護学 
看護アセスメント学
専門看護学(4科目群)
成人・老年看護学 
小児看護学 
母性看護学・助産学
精神看護学
広域看護学(3科目群)
保健管理学
地域看護学
国際看護学