2006.8.25 Asan Medical Center
「(就職先)ソウル大学病院か、アサンかどちらにしようか考えているのだけど、あなたは実際見学してみてどちらで働きたいと思った?」交流で知り合ったソウル大学の学生から質問をされました。そうです。私がこれから感想を書かせていただくAsan Medical Centerは、韓国の看護界を担っていくソウル大学の学生がもっとも注目している病院といっても過言ではないのです。
ソウル・アサン病院は、「私たちの社会でもっとも不遇な隣人を助ける」というアサン社会福祉財団の設立理念に従い、1989年に開院されました。財団傘下の8つの地方病院の母体として、またARC協力病院の中心として、地域社会の均衡的医療発展に寄与しています。また、アメリカハーバード大学医学部との医療機関協定や、件数・成功率を世界に誇る臓器移植など、診療・教育・研究などの全分野にわたる先進医療に関する情報の交流を活発に行い、韓国医療の世界化に先立っています。
アサン病院はベッド数2,200を誇り、毎日150件余りの手術と外来患者6,500余人、救急患者180余人を診療する韓国最大かつ最高の専門病院です。
訪問前の病院の資料を読んで私が是非知りたいと思ったのは、医学技術の開発の最先端というイメージが強いが、この中で看護師はどのような役割を果たしているのかということでした。その疑問に看護部長はこのように答えてくださいました。『「ナースのケアの質がいいからこの病院にする」と多くの患者さんに言ってもらいたい。』その取り組みの一環として、このような看護教育のポリシーを教えてくださいました。1年目の新人ナースは仕事の達成目標として、治療よりケアに重点を置くことを教育されているということです。
また、この病院の大きな特徴といえる移植にも看護師が大きくかかわっているのです。移植コーディネーターは看護師が勤めていて、手術前や術後ICUから一般病棟に移るまでの期間の部屋の輸送がスムーズに行われるように、またその際患者さんが安心・納得して治療に向かえるように動いていると伺いました。このように医療の最先端の中において常に患者さんの安心・安楽について考えている看護職がいるからこそ、この病院は多くの人に支持されているのだと感動しました。(二年 Y.S)
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