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2006822  ソウル大学病院 見学

 

 私たちが訪れたソウル大学病院は、1600の病床と4800人のスタッフを持つ大きな病院で、大学を併設していることもあり敷地はとても広大なものでした。

 到着した日に病院の構内を抜けてドミトリーに向かったのですが、22時を回っているというのに屋外のベンチがある所で多くの患者さんが患者さん同士でおしゃべりをしたり、家族の方と時間を過ごしている姿に驚きました。日本では、22時ともなるともう消灯時間です。私は、日本との違いに驚き、その驚きをソウル大学の交流メンバーに伝えると、このような状況は日常のことで、この病院では結構自由であることを教えてくれました。しかし、患者さんの楽しそうに話している姿を見ていると、こんな風に夜を自由に過ごすのもいいのかもしれないと思いました。それは、私が入院した時に、病院での夜は長く、寂しいものだということを感じたからです。だからきっと、私が感じたように、患者さんも何かしら夜に寂しさを感じると思うので、少しでもその寂しい夜を楽しく過ごし、寂しさを感じる時間が短ければいいなと思います。

 私たちが見学させていただいたのは、小児病棟とガン病棟です。小児だけで独立した病院は国内でここのみで、8階建ての国内最大のものです。また、電子カルテを使用していて、パソコンでレントゲンやCTも見れるそうで、廊下にもノートパソコンが置いてありました。ただ、パソコンが開きっぱなしだったので、日本のように個人情報の保護に関してはそこまで厳しくないのかなと感じました。それから、病院の受付ロビーなどに機械が設置されていて、その機械は電子カルテと連動していることもあり、料金を支払ったり、次回の予約を入れたりすることができるそうです。このようなシステムを見たのは初めてだったので、とても便利だなと思いました。これだけ大きな病院だと外来患者数も相当な数になるので、少しでも患者さんの待ち時間が減り、負担が軽減されれば良いと思うからです。また、韓国では4人部屋でも患者さんの家族が同室に泊まれるのです。これは完全看護の多い日本では考えられず驚きましたが、家族の絆が強い韓国では、家族が看るということなのです。これは先に述べた夜の過ごし方とも関連しているのでしょう。家族にしかできないケアもあると思うのでこれは素晴らしい事だと感じ、家族の絆が希薄になっている日本も、絆を深めるという意味でこのようなやり方を少し取り入れてみてもいいのではないだろうかと思いました。

 次に見学させていただいたガン病棟は術後のケア専門で、外来科学療法室というのがありました。また、専門ナースが2人いたのも印象的でした。韓国でも死亡原因の第1位はガンで、女性のガンが増加傾向にあるそうです。それから、待合室のTVの右側に自分の受付番号が表示されて、それに従って診察室に入るというサービスがありました。これからますますニーズが高まる分野であるので、このように充実した設備、スタッフを整えることは大切なことであると感じました。(二年 E.H)