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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/05/14 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
地域生活支援実習/Onsite training of community quality-of-life support
時間割コード
/Course Code
K00020
開講所属
/Course Offered by
大学院博士前期課程看護学研究科看護学専攻/
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1
主担当教員
/Main Instructor
川南 公代
コース
/course
地域看護学コース
専攻・コース
/course
広域看護学コース
必修・選択
/ 
必修
授業回数 50
開講時期
/Semester term
前期前半 、 前期後半 、 後期前半 、 後期後半
学年
/Grade
1年
担当教員
/ 
川南公代、小野治子、首藤佐織、妻木美香
講義形態
/Class Type
実習
オンライン授業の実施について
/online
対面のみ
科目の目的と概要 個別の1事例を担当し、継続的な訪問を通して、地域で生活する個人・家族を対象とした支援を実践できる能力を習得する。そのために、対象者と家族を継続的に訪問し、家族が支援の単位であることを理解する。また、対象者とその家族が地域で暮らしていくための支援の方法を考える。個人・家族を支援する保健師の役割を考察する。
授業計画 実習期間:令和7年6〜令和8年2月
実習時間:継続した家庭訪問や関連事業への参加(月1回程度)
実習方法:担当事例について、継続家庭訪問を実施する。対象児に関しては、実習指導者との同行訪問を原則とするが、最後の訪問は単独訪問できるようにする。

[実習前]
1)訪問に必要な基礎知識をまとめておく。
①事例(個別・家族)のライフステージにおける個々の発達課題を調べ、整理し、説明できる。
②事例のライフステージに合わせた市町村の保健事業の体系について調べ、整理する説明できる。
③家族を支援する上で、必要な理論やモデルについて調べ、説明できる。
2)初回訪問前に、事例についての事前に情報を得て、訪問目的、訪問計画を立案し、実習指導者と教員に提出し、助言を得る。
3)立案した計画に応じ、訪問対象となる家族の情報、社会資源について情報を収集し、訪問時に必要な物品等の準備の確認を実習指導者に行う。
4)訪問時に起こりうる事象(相談事などを含む)を予測し、対応できるように準備を行う。

[実習中]
1)毎回、訪問前に訪問計画を立案し、実習指導者と教員に余裕(原則1週間前)を持って提出し助言を得る。
2)訪問後(訪問当日)、実習指導者と振り返りを行い、訪問時の疑問点、不明点、課題等を明らかにする。
3)訪問後(訪問当日)、大学に戻り、担当教員に口頭で訪問の報告する。
4)訪問後、原則、翌日までに訪問日誌、訪問記録、エコマップを記載し、実施指導者と教員へ提出し、助言を得る。

[実習後]
実習後は広域看護実践演習Ⅰを参照する。



その他の授業の工夫 ・学生の希望等を踏まえ、担当事例を実習指導者より選定してもらう。
・少なくとも実習の訪問導入期は実習指導者との同行訪問とする。
・広域看護実践演習Ⅰと連動しながら進めていく。
時間外学修 ・実習に向けて、毎回、訪問前に必要な基礎知識をまとめておく。
評価方法と評価割合 実習態度:30%、実習記録物:50%、レポート:20%
テキスト 公衆衛生看護学テキストシリーズ(医歯薬出版)
参考書 実習内容に関連する書籍、文献を活用する。
履修する上で必要な要件 ・健康教育特論における家庭訪問の演習を終了していること。
・必ず担当教員の指導を受け、訪問を実施すること。
・中間報告8月を終了していること。
その他
到達目標 1)個人・家族の健康課題に対して、家庭訪問のプロセス(情報収集、計画立案、実施、評価)を通して支援できる。
2)個人・家族の健康課題に対して、関係機関との連携や行政・民間の資源やサービスを活用して支援できる。
3)個別支援を通じて、地域の健康課題について考えることができる。
4)公衆衛生看護活動での個人/家族に対して必要な倫理的配慮を説明できる。
5)個人・家族を支援する保健師の役割を考察できる。
実務家教員の有無
/Practical teacher
実務家教員詳細
/Practical teacher details
川南公代:行政の保健師、小野治子:高等学校・支援学校の養護教諭、首藤佐織:行政の保健師、妻木美香:行政の保健師
教員以外で指導に関わる者の実務経験の有無
/Practical experience of non-teachers involved in teaching
教員以外で指導に関わる者の実務経験:内容
/Contents of practical experience of non-teachers involved in teaching
市町村保健センターに勤務する保健師
実務経験を生かした教育内容
/Educational content utilizing practical experience
実践してきた豊富な保健活動の経験をもとに学生を指導する。
DPとの対応(研究者)
/Response with DP (researchers)
DPとの対応(研究者養成)
/Response with DP (training of researchers)
DPとの対応(看護管理・リカレント)
/Response to DP (nursing management / recurrent)
DPとの対応(NP)
/Response to DP (NP)
DPとの対応(広域看護学)
/Correspondence with DP (Wide Area Nursing)
1.対象者個人・家族の健康アセスメントを包括的にできる能力 、 2.対象者個人・家族のセルフケア能力を引き出し、自己変容を支援できる能力(グループの力を活用する) 、 3.地域社会全体の健康レベルをアセスメントできる能力 、 4.地域社会の健康レベルを改善改革し向上させるマネジメント能力・リーダーシップ能力 、 5.地域社会の保健医療福祉システムやソーシャルキャピタルを活用および開発する能力 、 6.地域社会の課題を的確に評価し、健康政策を立案し、遂行できる能力 、 7.倫理的意思決定能力
DPとの対応(助産学)
/Correspondence with DP (Midwifery)

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