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科目一覧へ戻る | 2025/05/14 現在 |
開講科目名 /Course |
広域看護活動展開実習Ⅰ |
---|---|
時間割コード /Course Code |
K00027 |
開講所属 /Course Offered by |
大学院博士前期課程看護学研究科看護学専攻/ |
単位数 /Credits |
3.0 |
学年 /Year |
1 |
主担当教員 /Main Instructor |
川南 公代 |
コース /course |
地域看護学コース |
---|---|
専攻・コース /course |
広域看護学コース |
必修・選択 / |
必修 |
授業回数 | 75 |
開講時期 /Semester term |
前期前半 、 前期後半 、 後期前半 、 後期後半 |
学年 /Grade |
1年 |
担当教員 / |
川南公代、小野治子、首藤佐織、妻木美香 |
講義形態 /Class Type |
実習 |
オンライン授業の実施について /online |
対面のみ |
科目の目的と概要 | 地域生活支援実習と地域マネジメント実習Ⅰ・Ⅱで習得した知識と技術を統合させ、関心ある分野の難病、精神、母子、感染症、地域・職域連携などの現状から健康課題を抽出し、健康課題を解決する保健師の取り組み、評価までのプロセスを展開する実践力を修得する。そのために、関心ある分野の特定の個人記録等から事例の経過、活用している社会資源等を情報収集し、整理を通して事例を理解する。事例の健康課題の改善のためには、どのような社会資源の整備が必要かを具体的に検討し、どのような指標で評価するか考える。これらを通して保健所保健師の役割を考察する。このプロセスを、分かりやすく伝える能力を養う。 |
授業計画 |
実習期間:令和7年11月 3週間 実習時間:8:30~17:15(実習時間は原則として各実習施設の勤務時間) 実習方法:自身の関心ある分野について実習指導者のアドバイスをいただきながら、学生、教員間と実習状況を共有しながら実習を進める。 [実習前]:広域看護実践演習Ⅲを参照 [実習中] 1週目:関心ある分野の特定の個別事例や関連事業の参加を通して実際の状況を整理、把握する。 1)特定の個別事例の記録の読み取りや関連事業の参加を通して、事例の実情、支援体制、支援内容、不足している社会資源を整理、把握する。 2)関心ある分野の特定のいくつかの事例の特徴(共通点・相違点)や健康課題などを整理、把握する。 3)2週目以降、深めて行きたい方向性を明らかにする。 2週目:関心ある分野の特定の個別事例の当事者や家族の思い、支援者の意図、実際の支援体制について把握し、述べることができる。 1)特定のいくつかの個別事例の当事者や家族の思いを把握する。 2)支援者の意図を把握し、支援体制の現状について整理する。 3週目:実習中に得た情報や経験を統合し、現状を整理する。健康課題を明確化し、支援策と評価方法を検討する。実習を通して保健所における保健師の役割について考察する。 |
その他の授業の工夫 |
・自分の関心と合わせてテーマ候補を挙げ、実習希望書・実習要項を作成する.その上で、実習要項を用いて保健所で実習打ち合わせを行い、指導保健師と教員と相談してテーマを決定し、実習計画を作成していく。 ・「何のために行うか」、「何の情報が必要か」を考えながらテーマを持って実習を行い、分析に必要な情報の収集、課題を明確化するための対象者へのインタビュー、課題を視覚化し関係機関の理解を得ることの重要性を学べるよう指導していく。 |
時間外学修 |
実習前:(広域看護実践演習Ⅲで下記を行う) 1)地域保健法など保健師業務に関連する法律、事業などの歴史と時代的背景から、保健師業務内容や役割の変遷を整理する。 2)関心ある分野の難病、精神、母子、感染症、地域・職域連携などの各保健分野において、歴史的変遷から関連する法律や制度を整理し、国・都道府県・市町村の役割や事業体系、関係機関、組織を整理する。 3)保健所報などの既存の資料より、実習地の取り組みについてわかる範囲で整理する。 実習後:レポートを作成する。広域看護学実践演習Ⅲへ連動し、報告会に向けて準備する。 |
評価方法と評価割合 | 実習態度30% 、実習記録物50%、レポート20% |
テキスト | 公衆衛生看護学テキストシリーズ(医歯薬出版株式会社) |
参考書 | 実習内容に関連する書籍、文献を活用する。 |
履修する上で必要な要件 | |
その他 |
実習条件 1.地域マネジメント実習Ⅱ終了し、広域看護実践演習Ⅱの発表を終了していること。 |
到達目標 |
到達目標 ・保健所の機能と保健師の役割を説明できる。 ・関心ある分野の特定の個人記録から事例の経過、活用している社会資源を説明できる。 ・保健所管内の関心ある分野の収集した量的及び質的データを基に、保健所の管内の現状を説明できる。 ・関心ある分野の量的及び質的データを統合し、健康課題を抽出し、健康課題を解決するための支援策と評価方法を説明できる。 |
実務家教員の有無 /Practical teacher |
有 |
実務家教員詳細 /Practical teacher details |
川南公代:行政の保健師、小野治子:高等学校の養護教諭、首藤佐織:行政の保健師、妻木美香:行政の保健師 |
教員以外で指導に関わる者の実務経験の有無 /Practical experience of non-teachers involved in teaching |
有 |
教員以外で指導に関わる者の実務経験:内容 /Contents of practical experience of non-teachers involved in teaching |
県に勤務している保健師 |
実務経験を生かした教育内容 /Educational content utilizing practical experience |
実践してきた豊富な保健活動の経験をもとに学生を指導する。 |
DPとの対応(研究者) /Response with DP (researchers) |
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DPとの対応(研究者養成) /Response with DP (training of researchers) |
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DPとの対応(看護管理・リカレント) /Response to DP (nursing management / recurrent) |
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DPとの対応(NP) /Response to DP (NP) |
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DPとの対応(広域看護学) /Correspondence with DP (Wide Area Nursing) |
1.対象者個人・家族の健康アセスメントを包括的にできる能力 、 2.対象者個人・家族のセルフケア能力を引き出し、自己変容を支援できる能力(グループの力を活用する) 、 3.地域社会全体の健康レベルをアセスメントできる能力 、 4.地域社会の健康レベルを改善改革し向上させるマネジメント能力・リーダーシップ能力 、 5.地域社会の保健医療福祉システムやソーシャルキャピタルを活用および開発する能力 、 6.地域社会の課題を的確に評価し、健康政策を立案し、遂行できる能力 、 7.倫理的意思決定能力 |
DPとの対応(助産学) /Correspondence with DP (Midwifery) |