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科目一覧へ戻る | 2025/05/14 現在 |
開講科目名 /Course |
国際看護学特論/Advanced International Nursing |
---|---|
時間割コード /Course Code |
R20002 |
開講所属 /Course Offered by |
大学院博士前期課程看護学研究科看護学専攻/ |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1 |
主担当教員 /Main Instructor |
桑野 紀子 |
コース /course |
研究者コース 、 地域看護学コース 、 看護管理・リカレントコース |
---|---|
専攻・コース /course |
研究者養成 、 広域看護学コース 、 看護管理・リカレント |
必修・選択 / |
選択 |
授業回数 | 15 |
開講時期 /Semester term |
後期前半 、 後期後半 |
学年 /Grade |
1年 |
担当教員 / |
桑野紀子、篠原彩 |
講義形態 /Class Type |
講義 |
オンライン授業の実施について /online |
一部オンライン |
科目の目的と概要 |
グローバル社会における健康問題についてGBD、DALYの視点から概観し、国際情勢や気候変動等プラネタリーヘルスの視点とも関連付けながら、健康問題の背景要因や対策について考察する。 また、或る国や地域に着目し、その保健医療福祉制度や背景にある歴史・文化・社会的特徴について調べ、プレゼンテーション・ディスカッションを通して学ぶ(着目する国・地域は学生の興味により選択する)。調べ学習では、国際機関等から英語で最新の情報を得て、データを整理・解釈する力を養う。さらに、諸外国と日本の保健医療制度の比較を通して、日本の保健医療福祉の特徴について理解を深め、看護の視点から今後の課題等についてディスカッションする。また、在留・訪日外国人の健康支援について、ケースをもとに、看護職に必要な異文化への対応力についてディスカッションする。 |
授業計画 |
01. 導入:国際保健(Global Health)・国際看護の主要概念等 02. 世界の疾病構造の現状と課題、Global Burden of Diseaseから見た健康課題 03. 紛争等国際情勢の変化と健康課題 04. 気候変動等環境変化と健康問題 05-06. 諸外国の保健医療福祉制度 07-10. 或る国・地域に関するテーマ設定、国際機関ホームページ等からの情報収集、整理・解釈 11-13. 選択テーマに関するプレゼンテーション・ディスカッション 14-15. 07-13.をふまえ、日本の保健医療福祉の特徴や課題の考察、ディスカッション |
その他の授業の工夫 |
・適宜小グループでのディスカッションを組み込む ・世界の保健医療情報を国際機関等から収集し、英語での情報収集能力向上を図る ・プレゼンテーションを課することで主体的な学習を促す |
時間外学修 |
事前学習:提示された課題について情報収集・事前学習を行い、プレゼンテーション準備を通じて理解を深める。 事後学習:授業でのディスカッションの内容と学びを振り返る。 |
評価方法と評価割合 |
平常点(講義で複数回提出を求めるミニレポート等)(20%) プレゼンテーション(40%):発表内容について、質疑等を通して評価する。 ディスカッションへの参加度(40%) |
テキスト |
<教科書> 指定なし <参考書> 授業内容に応じてその都度紹介する。 |
参考書 |
Marilyn Douglas, Dula Pacquiao, Larry Purnell (2018) Global Applications of Culturally Competent Health Care: Guidelines for Practice. Springer Nature. |
履修する上で必要な要件 | 特になし |
その他 | |
到達目標 |
・グローバル社会における健康課題に関して、背景要因や対策について考えを述べることができる ・諸外国と日本の保健医療制度を比較し、日本の保健医療福祉の特徴について述べることができる ・在留・訪日外国人の健康支援について、看護職に必要な異文化への対応力について考えを述べることができる |
実務家教員の有無 /Practical teacher |
有 |
実務家教員詳細 /Practical teacher details |
桑野紀子:看護師、保健師、助産師 篠原 彩:看護師 |
教員以外で指導に関わる者の実務経験の有無 /Practical experience of non-teachers involved in teaching |
無 |
教員以外で指導に関わる者の実務経験:内容 /Contents of practical experience of non-teachers involved in teaching |
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実務経験を生かした教育内容 /Educational content utilizing practical experience |
異文化看護実践、国際比較研究や海外の研究者との共同研究の経験をふまえ、グローバル社会における看護について探求し、指導に反映する。 |
DPとの対応(研究者) /Response with DP (researchers) |
1.看護学に関する幅広い専門的見識 、 2.共通科目を通して獲得した、問題解決能力、批判的・論理的思考力、分析力 、 3.研究に必要な英語原著論文読解力と英語論文を書く基礎力 |
DPとの対応(研究者養成) /Response with DP (training of researchers) |
1.看護学に関する幅広い専門的見識 、 2.共通科目を通して獲得した、問題解決能力、批判的・論理的思考力、分析力 、 4.専門分野の研究論文を批判的にレビューする能力 |
DPとの対応(看護管理・リカレント) /Response to DP (nursing management / recurrent) |
1.看護学に関する幅広い専門的知識および能力 、 2.共通科目を通して得た、問題解決能力、批判的・論理的思考力、分析および看護管理に関する能力 、 3.研究に必要な英文原著論文を読める力、情報処理能力、及び研究に関する能力 、 4.特別研究と通して得た、研究分野の論文をレビューする力、課題を洞察する力、データを分析する力を身に |
DPとの対応(NP) /Response to DP (NP) |
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DPとの対応(広域看護学) /Correspondence with DP (Wide Area Nursing) |
1.対象者個人・家族の健康アセスメントを包括的にできる能力 、 2.対象者個人・家族のセルフケア能力を引き出し、自己変容を支援できる能力(グループの力を活用する) 、 3.地域社会全体の健康レベルをアセスメントできる能力 、 6.地域社会の課題を的確に評価し、健康政策を立案し、遂行できる能力 、 7.倫理的意思決定能力 |
DPとの対応(助産学) /Correspondence with DP (Midwifery) |