第27回看護国際フォーラム開催のご案内
2025年10月25日(土曜日)に第27回看護国際フォーラムを下記の通り開催いたします。
お申し込みの上、奮ってご参加ください。
チラシのダウンロードはこちらから [PDFファイル/795KB]
テーマ「求められる変革をどう実現するか -エビデンスを現場に実装するDNPへの期待-」
主催:大分県立看護科学大学 / 共催:大分県看護協会
日時:2025年10月25日(土曜日) 13時00分~16時20分
会場:Zoomウェビナーにて配信 ※後日オンデマンド配信を行います
募集定員:500名(先着順) 参加費:無料
概要
健康問題が複雑化・多様化し、医療や介護の需要が増大する一方で、臨床実践における人的資源や財源等のリソースは不足しています。こうした課題に対応するため、多職種連携やタスクシフト等による対費用効果の改善、医療サービスの効率化や質向上が求められています。しかし、チーム医療における他職種では博士号を有する臨床実践の専門家が活躍しているのに対し、他職種と同等あるいはそれ以上の実践能力が求められる看護では、長く修士号が臨床実践の専門家として取得できる最終学位でした。
こうした状況を受け、高度実践看護師の最高学位として、日本でもDNP(Doctor of Nursing Practice)プログラムが複数の大学で開始され、修了生が実践の場で活躍し始めています。DNPプログラムは、臨床実践や多様な場でのケアの質向上に向けてエビデンスと実践をつなぐ高度実践看護師の博士課程です。エビデンスに基づく優れた実践を自ら行うだけでなく、組織や医療チームを効率的にマネジメントし、ケアの質を向上させることが期待されています。米国ではDNPプログラムが2005年に開始され、2024年現在では433校でDNPプログラムが提供されています。
今回のフォーラムでは、「求められる変革をどう実現するか -エビデンスを現場に実装するDNPへの期待-」をテーマに、海外および国内からDNPプログラムでの教育や修了者としての実践に取り組まれている講師をお招きし、米国のDNPの現状や修了生の実践、国内のDNPをめぐる最新情報などについてご紹介いただきます。また、総合討論を通じて、参加者の皆様と情報を共有し、共にDNPの可能性、ひいては看護の未来を考える契機としたいと思います。
参加登録
参加費:無料
参加登録は10月17日(金曜日)までに、下記リンク先フォーム(外部サイト)からお申込みください。
参加申込はこちら<外部リンク>
プログラム
13時00分 ~ 開会挨拶 大分県看護科学大学 理事長・学長 麻原きよみ
13時05分 ~ 13時20分 (15分)
講演1:「DNPとは何か?:DNPがもたらす変革への期待」
講師: 麻原きよみ
大分県看護科学大学 理事長・学長
13時20分 ~ 13時50分 (30分)
講演2:「患者アウトカムにつながる人材育成の仕組み~看護実践を変える実装戦略とは~」
講師: 三谷千代子 DNP, 認定看護管理者
虎の門病院 看護部次長
13時50分 ~ 14時20分 (30分)
講演3: 「臨床現場での医療・看護の質改善におけるDNPの役割」
講師: 浅田美和 DNP, 認定看護管理者
聖路加国際病院 看護部/ QIセンター医療の質管理室 ナースマネジャー
14時30分 ~ 15時20分 (50分+質疑応答10分)
録画講演:「米国におけるDNP取得看護師の役割: エビデンスに基づき組織改革をリードする」
講師: Jamesetta A. Newland PhD, FNP-BC, FAANP, DPNAP, FNYAM, FAAN, CGNC, FADLN
ニューヨーク大学 看護学部 名誉臨床教授
15時20分 ~ 16時15分 (55分)
総合討論
【パネリスト】
三谷千代子: 虎の門病院 看護部次長
浅田美和 : 聖路加国際病院 看護部/ QIセンター医療の質管理室 ナースマネジャー
【司会】
持田恵理 : 大分県看護科学大学 社会看護学研究室 教授, DNP
16時15分 ~ 閉会挨拶 大分県看護協会 会長 玉井保子
個人情報の取り扱いについて
本フォーラムにて収集した個人情報は、個人情報の保護に関する法律に則り、細心の注意を払い個人情報の保護に努めます。
取得した個人情報は看護国際フォーラムの参加登録や連絡、ならびに今後の看護国際フォーラムの案内目的のみに使用いたします。
その他
当日の配信はZoom Webinarを利用して行います。
事前に以下のリンクよりZoomアプリのダウンロードをお願いいたします
http://zoom.us/download<外部リンク>
お問い合わせ先
〒870-1201 大分県大分市大字廻栖野2944-9
大分県立看護科学大学内 看護国際フォーラム担当
TEL: 097-586-4300
E-mail: forum2025@oita-nhs.ac.jp