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大学院

DNP(Doctor of Nursing Practice)コース

更新日:2025年7月24日 ページ番号:0008070

DNPコースの概要

科学的知識と看護実践を統合し、エビデンスを実装できる能力とリーダシップを発揮して、医療看護の質改善と組織や地域の変革を担う高度実践看護師を養成することを目的として、2026年4月に国公立大学初のDNPコースを大学院博士課程後期に開設します。

学位:博士(看護学)
募集定員:2名

 

出願資格​

看護師、助産師、保健師資格を得た後、看護職として、5年以上の 実務経験がある方で、出願時点において保健医療機関等で勤務しており、入学後も継続して勤務する意思のある方。 次の 1、2 のいずれかに該当する方。

1 NP、専門看護師としていずれかの資格を有する方                                                                                                   2 博士課程(後期)研究者コース出願資格に該当する方

 

オンライン入試説明会   

終了いたしました。

日時:2025年9月20日(土曜日)午前10時~11時                                                                                                         場所:ZOOM

DNPコースチラシDNPコースチラシ
DNPコースチラシ [PDFファイル/281KB]

第27回看護国際フォーラム 「求められる変革をどう実現するか -エビデンスを現場に実装するDNPへの期待-」

テーマ「求められる変革をどう実現するか -エビデンスを現場に実装するDNPへの期待-」
主催:大分県立看護科学大学 / 共催:大分県看護協会
日時:2025年10月25日(土曜日) 13時00分~16時20分
会場:Zoomウェビナーにて配信 ※
募集定員:500名(先着順) 参加費:無料

※後日オンデマンド配信を行います​
 オンデマンド配信を視聴希望の方も事前のお申し込みが必要です。
 オンデマンド配信の詳しい日程が決まり次第、HPに掲載しお知らせいたします。

詳細やお申し込み方法はこちらからご確認ください→https://www.oita-nhs.ac.jp/site/generalpublic/27th-forum.html

第27回看護国際フォーラム

 

 

DNPコースに関するQ&A(令和7年9月現在)

Q1 本学のDNPコースの特色は。
Q2  DNPとはどのようなコースですか。
Q3 DNPコースで取得できる学位は何ですか。
Q4 本学のカリキュラムの特色は。
Q5 DNPコースでは、どのような教育が行われますか。
Q6 DNPコースの受験資格は何ですか。
Q7 DNPコースの定員は何人ですか。
Q8 DNPコースで長期履修制度を使えますか。
Q9 DNPコースは、働きながら学修するものとなっていますが、パートでも可能でしょうか。
Q10 DNPコースの研究テーマはどのようにして決定されますか。
Q11 NPや専門看護師の資格を有しているが、今は教育現場で、現場から離れてしまっている場合は受験資格はないということでしょうか。
Q12 学費はどれくらいかかりますか。奨学金や支援制度はありますか。
Q13 修了後の進路にはどんな可能性がありますか。
Q14 職場としてDNP学生を支援する場合、どのような協力が求められますか。
Q15 DNPとPhDの違いは何ですか。
Q16 研究は個人で行うのですか、それともチームで進めるのですか。
Q17 DNPプロジェクトの対象領域は、病院看護だけでなく地域や在宅でも可能ですか。
Q18 英語の文献を読む力はどの程度必要ですか。
Q19 修士課程を出てすぐでも受験可能ですか。
Q20 DNP修了者の具体的な活躍事例はありますか。
Q21 海外でDNPとして認められますか。
Q22 日本におけるDNPの資格の位置づけはどうなっていますか。
Q23 病院としてDNPを採用するメリットは何ですか。

回答

Q1 本学のDNPコースの特色は。
本学のDNPコースは、九州で初めて、かつ国公立大学としても初めて開設されるコースです。高度な看護実践能力を養成し、臨床現場の課題解決につなげる教育を行います。本学のDNP教育を行う教員には、DNPを育成した経験をもつ教員やDNPをもつ教員が含まれます。

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Q2 DNPとはどのようなコースですか。
DNPは、科学的知識と看護実践を統合し、エビデンスを実装できる能力とリーダーシップを発揮して、医療看護の質向上と組織や地域の変革を担う高度実践看護師を養成するコースです。

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Q3 DNPコースで取得できる学位は何ですか。
看護学博士(Doctor of Nursing Practice)の学位が取得できます。

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Q4 本学のカリキュラムの特色は。
本学はこれまで修士課程・博士課程で研究者や実践者を養成してきた実績があり、その基盤を活かしています。DNPでは、実践課題に即した研究を遂行できるよう、基盤分野の科目とDNPの専門科目があり、DNPプロジェクト研究の実装を重視したカリキュラムを編成しています。DNPプロジェクト研究については、プロジェクト研究演習で計画書作成・実施に向けた支援を行います。

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Q5 DNPコースでは、どのような教育が行われますか。
リーダーシップや組織変革、医療安全、医療財政・経済、制度・政策について体系的に学ぶことができます。また、基盤科目に加えて、DNP専門科目を履修します。その過程で、臨床現場に根ざしたプロジェクト研究を遂行し、実践と研究をつなぐ力を養います。

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Q6 DNPコースの受験資格は何ですか。
(1)看護師、助産師、保健師資格を得た後、看護職として5年以上の実務経験がある者(2)出願時において保健医療機関等で勤務している(3)NPや専門看護師の資格を有する者か、博士課程(後期)研究者コース出願資格に該当する方が該当します。

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Q7 DNPコースの定員は何人ですか。
定員は2名です。

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Q8 DNPコースで長期履修制度を使えますか。
可能です。長期履修制度とは、職業を有している等の事情により、標準修業年限(博士課程:3年間)では修了が困難である者に限り、本来の履修期間を超えて在学できる制度です。長期履修期間は、博士課程で最長で継続した6年間です。長期履修が認められた場合の授業料は、標準修業年限分でよく、履修期間が延長されたことによる増額はありません。

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Q9 DNPコースは、働きながら学修するものとなっていますが、パートでも可能でしょうか。
可能です。ただし、DNPプロジェクト研究を進めるには、勤務先でDNPプロジェクト研究に協力する実装メンバーとの協力体制が必要です。勤務形態に関わらず、現場との連携がとれ、DNPプロジェクト研究を実装できることが必須となります。

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Q10 DNPコースの研究テーマはどのようにして決定されますか。
入学後に主指導教員と副指導教員が決定し、その指導のもとで研究テーマを確定します。出願時点では、大まかでも構いませんので関心のある領域や現状の課題を考えておくことを推奨します。

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Q11 NPや専門看護師の資格を有しているが、今は教育現場で、現場から離れてしまっている場合は受験資格はないということでしょうか。
お見込みのとおり。受験資格は有していますが、本コースは、臨床や地域での看護の質向上や改善を目指したものであるため、実践現場にいることが必須となります。教育現場にお勤めの方は、博士課程(後期)の研究者コースをお勧めいたします。

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Q12 学費はどれくらいかかりますか。奨学金や支援制度はありますか。
博士課程の授業料は、年間約54万円、入学金は23万円(県内者)から33万(県外者)が必要です(詳細は募集要項をご参照ください)。また、日本学生支援機構の奨学金や大学独自の経済的支援制度を利用することが可能です。

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Q13 修了後の進路にはどんな可能性がありますか。
医療機関における管理職、看護実践リーダー、大学や教育機関での教員、行政・政策分野での活動など、多様なキャリアパスが広がります。特にDNPは、臨床現場における高度実践と研究の橋渡し役として期待されています。

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Q14 職場としてDNP学生を支援する場合、どのような協力が求められますか。
プロジェクト研究を円滑に進めるために、研究実施の場を提供いただいたり、実装メンバーとの協力体制を整えていただくことが重要です。学生が学びを還元できるよう、実践現場での協力をお願いしています。  

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Q15 DNPとPhDの違いは何ですか。
DNPは「実践」に重点を置いた博士課程で、エビデンスを臨床に応用し、医療現場の課題解決を図ることを目的とし、リーダーシップを発揮できる高度実践者を育成します。一方PhDは「研究」に重点を置き、新しい知識の創出や理論構築をめざす博士課程で、教育研究者を育成します。どちらを選ぶかは、ご自身が将来どのような役割を担いたいかによります。

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Q16 研究は個人で行うのですか、それともチームで進めるのですか。
基本的には学生個人の研究課題として実施しますが、実装にあたっては臨床現場のスタッフや実装メンバーと協力してチームで進めていきます。

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Q17 DNPプロジェクトの対象領域は、病院看護だけでなく地域や在宅でも可能ですか。
可能です。病院に限らず、地域包括ケアや在宅看護など、看護実践が行われている場であれば研究対象となります。

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Q18 英語の文献を読む力はどの程度必要ですか。
最新のエビデンスを参照するために、英語文献を読む力は必要です。翻訳ツールやAIを使っても構いませんが、翻訳内容の正しさを吟味する力は必要です。

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Q19 修士課程を出てすぐでも受験可能ですか。
看護職として5年以上の実務経験があれば、受験可能です。

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Q20 DNP修了者の具体的な活躍事例はありますか。
海外では、病院の管理職、専門看護師、大学教員などとして幅広く活躍しています。日本ではまだ少数ですが、医療現場でのリーダーシップや教育・研究活動での活躍が期待されています。

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Q21 海外でDNPとして認められますか。
DNPは米国を中心に国際的に広く認知されている学位です。ただし、国によって制度や資格の扱いは異なりますので、勤務を希望される国の制度を確認する必要があります。

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Q22 日本におけるDNPの資格の位置づけはどうなっていますか。 
現在、日本においてDNPは法的な資格ではなく最高学位(看護学博士)です。実践力と研究力を兼ね備えた看護師として、医療機関や教育・政策分野での役割が期待されています。

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Q23 病院としてDNPを採用するメリットは何ですか。
現場の課題を科学的に分析し、解決策を実践できる人材を確保できる点です。質の高いケア提供、業務改善、スタッフ教育など、組織全体の効果的効率的な発展に寄与します。

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お問い合わせ先

〒870⁻1201 大分県大分市大字廻栖野2944⁻9

大分県立看護科学大学内 DNPコース担当

TEL:097⁻586⁻4300

Email:mochida@oita-nhs.ac.jp

 

 

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