人間関係学
更新日:2020年11月16日
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人間関係学研究室
過去と他人は変えられない、急がば回れ ー
学生の間は、つきあう相手を自分で選ぶことができますが、就職すると、そういうわけにもいかなくなります。
患者さん、同僚、先輩、他職種の方々ーー 看護の仕事は、様々な人と係わる中で進行します。舞い上がるように嬉しいこともあれば、凹んだり落ち込んだりすることもあります。
それは、寄せては返す波のようなものであって、物事の裏と表のようなものです。ですから、ちょっと苦手なあの人とも係わり続けることが求められます。そのような状況の中で、相手だけが自分の思い通りに変わってくれることは、残念ながら期待できません(変わってくれたら大変です!)。
それでは、どのようにして他人との「折り合い」をつけながら生きていくのか。相手を踏みにじるでもなく、自分を蔑むでもない。でもそこそこ楽しく。そんなことを様々なアクティビティを通じて、一緒に考えていきましょう。
教育目標
1 コミュニケーション能力の育成
- 情報を受信する力: 相手の話しをよく聞いて、理解する能力
- 情報を発信する力: 情報を分かりやすく伝える能力
- 情報を認識する力: 自分自身について考える能力
「カウンセリング論」の様子
2 対人援助に必要な知識や技術の獲得
- 発達や対人関係、人間のこころの仕組みについての知識
- カウンセリングやコミュニケーションの技術
- 行動を変化させる技術
「人間関係学」の様子
担当科目
- コミュニケーション論
- カウンセリング論
- 人間関係学
- 発達心理学と行動療法
- 卒業研究指導 など
「卒業研究」の様子
過去の卒業研究
- 看護場面におけるコミュニケーション行動
- 看護師の印象形成に影響を与える要因
- 情動調整システムとしてのアタッチメント
- あいづち行動における熟練者と非熟練者の比較
- 学生のSNSの使い方に関する調査
- 聴覚刺激や視覚刺激がメンタルヘルスに与える影響 など
「卒業研究発表会」の様子
スタッフ
関根剛、吉村匠平、秋本慶子