国際看護学
国際看護学研究室

研究室紹介
グローバル化が加速する中、いま世界で何が起きているのかをふまえて、世界の健康課題や、課題に取り組むうえでの看護の役割について考えていきます。また、看護学を地球レベルの広い視野からとらえ、自立した専門職としての看護の在り方を探求します。様々な国や民族が持つ多様な文化的背景を理解してケアすることの必要性を学び、Cultural Competencyを身に着けてもらうこともねらいのひとつです。
研究室メンバー
教員
教 授 : 桑野 紀子 Noriko Kuwano
学内講師 : 篠原 彩 Aya Shinohara
担当科目
国際看護学概論(2年次) *2026年度より1年次履修科目へ
世界の人々を看護の対象としてとらえ、世界の保健医療に関する課題について学び、その背景や対策について考えていきます。また、日本国内の在留外国人や訪日外国人への健康支援に関して、対象者の文化的多様性に配慮する看護について学んでいきます。
国際看護学演習(2年次)
講義で学んだ知識を実践に結びつけて理解を深めることを目的とし、「多様な文化社会的背景をもつ在留外国人・訪日外国人の看護」、「海外に渡航する日本人の健康支援」について課題演習を行っていきます。また、(1)世界の保健医療の課題について複眼的な視点を得ること、(2)国際機関ホームページ等を情報源として自ら調べ分析することを目的とし、或る国/集団の健康問題および対策について学んでいきます。
国際看護比較論(3年次)
国際保健/国際看護の主要概念とその背景、世界の疾病構造の現状と課題、および保健医療に関する世界的な取り組みについて理解を深めていきます。また、母子保健や精神保健といった各分野のグローバルな状況について、看護の役割と結びつけながら学んでいきます。
海外研修(4年次) *希望者
海外研修に参加し、事前・事後学習を通じて、多様な文化や価値観に触れ、自文化を見つめ直し、国際的に通用する看護の力を養います。
国際看護学特論(大学院)
This course is to provide students with advanced knowledge of international and transcultural nursing, and to prepare students to analyze global health and nursing issues.
The contents will be foundation for nursing research on international and transcultural nursing and for designing studies to generate evidences for international and transcultural nursing.
教育活動
座学に加え、グループワークによる調べ学習を通してグローバルヘルスへの関心を高めます。また、MOU締結校の看護学生との交流機会を設け、自文化への理解を深めるとともに、異なる文化や言語、社会背景を持つ人々の価値観を尊重し、コミュニケーション能力の向上を図ります。
ウルサン大学(韓国)看護学生との交流(2025.7)

日本の夏祭りを再現して、英語で説明をしながら一緒に楽しみました。
ムハマディア大学(インドネシア)看護学生とのオンライン交流(2025.8)

研究活動
学会での発表

EAFONS(韓国)での発表
日本国際看護学会 第8回学術集会 開催(大分, 2024)

ムハマディア大学での国際学会参加(2019)
社会貢献
日本語教室での健康チェック

健康づくりを通じた多文化共生社会の構築
おおいた地域連携プラットフォーム フィールドワーク支援事業

事業報告「つながる健康・ひろがる共生 ーすこやかな多文化共生の地域づくり事業ー」<外部リンク>
卒業論文テーマ
2025年度
- 日本が英国の精神保健支援の場を経験して感じた日英のスティグマの相違
- 大分県内の中小規模病院における外国人看護補助者の受入れ実態と課題
- 外国人ケアワーカーが感じる介護へのやりがい ー高齢者施設で働くミャンマー人に焦点をあててー
2024年度
- オーストラリアにおける青少年のメンタルヘルスケアー早期介入の取り組みに関する文献検討ー
- 日本とインドネシアの看護学生の結核に対する知識・態度・認識
- 在留ベトナム人女性労働者の月経に対するセルフケアの向上に向けた健康教育の効果
2023年度
- 英国における移民への医療提供サービスの現状と課題
- 韓国における移民の結核の実態と対策に関する文献検討
- 演習科目におけるオンライン国際交流の学習効果-交流前後の異文化感受性、コミュニケーション・スキルを比較して‐
2022年度
- 在日インドネシア人ムスリム女性の結核に対する認識・態度と社会的背景
- 性的マイノリティに対する看護師の知識・態度・看護実践に関する文献研究
- フィンランドの包括的性教育の実態に関する文献調査
2021年度
- オンライン国際交流が看護学生に及ぼす効果-ポジティブな心理的変化に着目して-
- 異文化交流が看護学生の学習意欲へもたらす影響-オンライン上での交流を通して-
- ヒトパピローマウイルスワクチン接種推奨年齢の子どもを持つ親のHPV関連疾患予防に関する認識と態度
研究室風景

2025年度ゼミ生
